http://slashdot.jp/linux/article.pl?sid=10/10/01/2121208

スラドでLinuxが48コアまでスケールしないとか記事になっていたので元論文読んだ。なんだ、per-cpuカウンタ増やしてるだけじゃん。MITの論文にしてはショボイ。
えーと、従来多CPUマシンは主にHPC用に使われてきたのでVMまわりは多CPU考慮が山ほど入ってるけどVFSまわりは、そんなにクレイジーな実装ではなかったのね。その指摘は正しい。
でも、最近Nick Pigginが大幅にVFSのロックスキームを書き換えてスケーラビリティー問題を解決したので、この汚いFixは入る見込みがないんじゃなかろうか。
まあ、netdevまわりのfalse sharingの指摘とか細かいところは意味があるかも。

メモリ管理屋さん的には使った時間に見合う成果はなかったなぁ